コマンドー TL1000R燃調
- 2016/09/29
- 23:05
- カテゴリ:TL1000R
はい。
さいきん絵を描くのが楽しくて、毎日ちまちま進めております。
前回のNSXで評価をもらえたのが原動に間違いなくなってます。ありがたや。
さて絵のことを記事にしてくとそれだけで終わるのでこの辺で。
ウチのドロッセル(TL1000R)さん。
うちに来た当初から、燃調がおかしかった。
試走してみるとアイドリングが安定しない。
IDLが2500rpmとチョーク(ファーストアイドル)引いた状態みたいな高回転。
かと思いきや突如回転が落ちて1300rpmくらいになり、維持できずストール。高回転、低回転を繰り返す。
走り出すと低スロットル開度ではギクシャク――というかロデオ。速度が乗るとロデオではなくなるんですが。
純正を知らないのでどこまで正常かしらないけど、さすがに変だ。
もともとTLは低回転域ではギクシャクするらしいが、これは確実におかしい。
燃調の調整が必要なようです。
FIについてゼロから詳しく書くと1記事じゃ足りないので割愛しますが簡単に。
最近のバイクは電子制御で燃料供給量を決めてエンジンを動かしていますが、キャブと違うのは、FIは電子制御式なので各種センサーを使って自動的に最適な燃料供給をしてくれるところ。
たとえば標高の高いところに行っても、大気圧センサーがついているのでちゃんと走る。
たとえばノッキングが起きたら、ノックセンサーで点火時期を制御してノッキングを起こさないようにする。
たとえば転んだときには、転倒センサーで燃料供給をストップしてエンジンを停める。
パッと見メリットばかりなのですが、デメリットが一つだけある。
それは「ノーマル状態で最適なセッティングになっていること」です。
たとえばエキパイやマフラーをレース用に変えると、通気抵抗が減るので吸入空気量が増える。吸気管圧力センサーはある程度までなら対応できますが、レース用とまでなると対応しきれず、燃料供給量が足りなくなって、パワーが出なくなってしまうんですね。
FIはそういうところが全部プログラムなので自分で弄れないのがデメリット。
そこで使われるのがサブコン。各種センサーから送られる信号を偽装することで、燃料供給量を可変できるようにしたもの。
他にフルコンやFIコントローラーなどもありますが、そういうのはレース用です。
ということで見てみようとしたんですが。

まちがえた、こっち↓。

コイツに載ってるのはPower Commander2なんですね。
いまはパワーコマンダー5まで出てて、とっくにインターフェイスはUSBだし、A/Fセンサーで自動セッティングできたりマップ切り替えで擬似モードセレクトができたりする。
これはパワコマ2。
インターフェイスはRS-232C。9pinシリアルケーブルですよ奥さん。
おまけに、公式サイトに行ってもすでに製品情報が消滅しており、マップを書き換えるソフトがDLできない。参考マップも存在しない。
詰んだ!
と思いつつ色々試してたら、パワコマ3のソフトが落ちてたのでインスコ・・・しようと思ったらこれ64bitに対応してないやん。
えーとウチに32bitのPCはあったっけ。
あ、Win8タブがあったな。
無事インスコ完了。
USBをRS-232Cに変換するケーブルも買った(高かった)。
とりあえず何はともあれ接続。無事認識。
ソフト起動。
通信できた。
パワコマ2でも使えた。どういうことなの?色々ガバガバやな。

スロットルポジションセンサーの位置ずれとるーー!!?
2ってなってるところが0じゃなきゃいけない。
これ、スロットル触ってないのにちょっとアクセル回してる状態。
そりゃIDL高いわけですよ。
何にせよこれを0にするところから始めなきゃいけない。
まだTLのこと全然知らないんですが…っていうかFI車も初めてなんですけど。

タンクを持ち上げて――

TPSにたどり着き―――

ヘクサロビュラ穴付きボタンボルト(ピンつき)、いわゆるトルクス。持っててよかった。

調整完了。
というところで今回はここまで。

燃調したこと書いてない―――!?
ではまた。
さいきん絵を描くのが楽しくて、毎日ちまちま進めております。
前回のNSXで評価をもらえたのが原動に間違いなくなってます。ありがたや。
さて絵のことを記事にしてくとそれだけで終わるのでこの辺で。
ウチのドロッセル(TL1000R)さん。
うちに来た当初から、燃調がおかしかった。
試走してみるとアイドリングが安定しない。
IDLが2500rpmとチョーク(ファーストアイドル)引いた状態みたいな高回転。
かと思いきや突如回転が落ちて1300rpmくらいになり、維持できずストール。高回転、低回転を繰り返す。
走り出すと低スロットル開度ではギクシャク――というかロデオ。速度が乗るとロデオではなくなるんですが。
純正を知らないのでどこまで正常かしらないけど、さすがに変だ。
もともとTLは低回転域ではギクシャクするらしいが、これは確実におかしい。
燃調の調整が必要なようです。
FIについてゼロから詳しく書くと1記事じゃ足りないので割愛しますが簡単に。
最近のバイクは電子制御で燃料供給量を決めてエンジンを動かしていますが、キャブと違うのは、FIは電子制御式なので各種センサーを使って自動的に最適な燃料供給をしてくれるところ。
たとえば標高の高いところに行っても、大気圧センサーがついているのでちゃんと走る。
たとえばノッキングが起きたら、ノックセンサーで点火時期を制御してノッキングを起こさないようにする。
たとえば転んだときには、転倒センサーで燃料供給をストップしてエンジンを停める。
パッと見メリットばかりなのですが、デメリットが一つだけある。
それは「ノーマル状態で最適なセッティングになっていること」です。
たとえばエキパイやマフラーをレース用に変えると、通気抵抗が減るので吸入空気量が増える。吸気管圧力センサーはある程度までなら対応できますが、レース用とまでなると対応しきれず、燃料供給量が足りなくなって、パワーが出なくなってしまうんですね。
FIはそういうところが全部プログラムなので自分で弄れないのがデメリット。
そこで使われるのがサブコン。各種センサーから送られる信号を偽装することで、燃料供給量を可変できるようにしたもの。
他にフルコンやFIコントローラーなどもありますが、そういうのはレース用です。
ということで見てみようとしたんですが。

まちがえた、こっち↓。

コイツに載ってるのはPower Commander2なんですね。
いまはパワーコマンダー5まで出てて、とっくにインターフェイスはUSBだし、A/Fセンサーで自動セッティングできたりマップ切り替えで擬似モードセレクトができたりする。
これはパワコマ2。
インターフェイスはRS-232C。9pinシリアルケーブルですよ奥さん。
おまけに、公式サイトに行ってもすでに製品情報が消滅しており、マップを書き換えるソフトがDLできない。参考マップも存在しない。
詰んだ!
と思いつつ色々試してたら、パワコマ3のソフトが落ちてたのでインスコ・・・しようと思ったらこれ64bitに対応してないやん。
えーとウチに32bitのPCはあったっけ。
あ、Win8タブがあったな。
無事インスコ完了。
USBをRS-232Cに変換するケーブルも買った(高かった)。
とりあえず何はともあれ接続。無事認識。
ソフト起動。
通信できた。
パワコマ2でも使えた。どういうことなの?色々ガバガバやな。

スロットルポジションセンサーの位置ずれとるーー!!?
2ってなってるところが0じゃなきゃいけない。
これ、スロットル触ってないのにちょっとアクセル回してる状態。
そりゃIDL高いわけですよ。
何にせよこれを0にするところから始めなきゃいけない。
まだTLのこと全然知らないんですが…っていうかFI車も初めてなんですけど。

タンクを持ち上げて――

TPSにたどり着き―――

ヘクサロビュラ穴付きボタンボルト(ピンつき)、いわゆるトルクス。持っててよかった。

調整完了。
というところで今回はここまで。

燃調したこと書いてない―――!?
ではまた。
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